ついに五十肩になりました。もう半年近くになります。
背中の痛みもあります。
肩が痛い、腕が上がらない、可動範囲が狭くなった、睡眠時も痛い、背中が痛いといった症状に悩んでおられるでしょうか。
医師の診断ともらった資料から、原因や痛みの緩和に役立つストレッチについてまとめました。
私の症状
左腕を気を付けの状態から肩の高さ(水平)に挙げようとすると、途中で痛くなり、肩の高さ(水平)まで上がりません。
頭の後ろで手を組み、ひじの部分を広げようとすると、左側は途中で止まってしまいます。
左側の背中が筋違い(すじちがい)になり、ぎっくり腰のように身動きしにくくなってしまいました。
診断
最初は五十肩ではないだろうということで、肩のレントゲンを撮ったり、医師が腕を上げ下げして確認したりしましたが、最終的には五十肩という診断になりました。
五十肩ではないだろうとの見立ての理由は、背中の筋違いが生じていたことのようです。
五十肩であるとの診断から、背中の筋違いは、肩の動きが悪いのをカバーするため肩甲骨付近の筋肉に負担がかかるからだろうということでした。
回復には時間がかかるということでした。
医師自身も少し前に五十肩に悩まされ、回復に1年くらいかかったということでした。
湿布(経費鎮痛消炎剤)を処方してくれました。ロキソプロフェンNaテープ100mg「NP」です。
医師からもらった資料
もらった資料は「肩関節周囲炎の運動療法」というものです。

以下のサイトが紹介している資料です。
ヒアルロン酸と関節痛の情報サイト (e-kansetsu.jp)
但し、医療関係者のみがダウンロードできるページにアクセスできるようです。
肩関節周囲炎の代表的なものが五十肩ということです。
原因
原因としては、加齢により関節を構成する骨や筋肉などが変性し、肩関節の周囲の組織に炎症が起きることとされているそうです。具体的には、滑液包に炎症が起きる、関節内に炎症が起きる、関節包が縮んでいるといったことがあるようです。

一般的な症状と治療法
主な症状と治療は3つの期間に分けられるようです。
急性期
主な症状
・肩の違和感
・肩の動作時や安静時の痛み
肩を動かす時だけでなく、安静にしている時や夜間にもズキズキ痛みます。
主な治療
・肩の安静
・湿布や消炎鎮痛剤の内服
・ステロイド・関節機能改善剤
肩を安静とし、痛みを抑えるための薬を使用します。
慢性期
主な症状
・痛みは次第に治まる
・肩の動く範囲が狭くなる
日常の動作に支障をきたすこともあり、特に髪を整えたり、服を着替えたりすることが難しくなることがあります。
主な治療
・ストレッチ
・温熱療法(入浴など)
・関節機能改善剤
痛みを強くしないようにしながら、肩を動かせる範囲を増やしていきます。
回復期
主な症状
・痛みはほとんどない
・肩の動きが少しずつ改善する
徐々に日常の生活に支障がなくなっていきます。
主な治療
・ストレッチ
・運動療法
肩の動きをさらに改善させるために行ないます。
お薦めストレッチ
医師からもらった資料には「おうちでできる簡単ストレッチ」が8種類載せられています。
その中の特にお薦めなものを2つ選んでくれました。
※資料では、医師の指示に従って行う必要があることが示唆されています。ご注意ください。
背中での内旋運動
1 立った状態で両手を後ろに回します。
2 腰の真ん中で手をつかみ痛くない方の手で持ち上げていきます。
3 軽い痛みが生じたところで10秒止め、元にもどします。
4 これを10回繰り返します。

水平内転運動
1 座った状態で、痛い方の手を顔の前に出します。
2 痛くない方の手で肘を押し、痛い方の手で背中を触るようにします。
3 軽い痛みが生じたところで10秒間止め、元に戻します。
4 これを10回繰り返します。

医師によると、10秒は短いので20秒にするとよいとのことでした。
それで私は20秒×5回にしています。
資料によると、朝、昼、夜と1日3回するように想定されているようですが、医師は何も言っていませんでした。私は1日3回もできていません。
現状
初診からしばらくは、あまりまじめにストレッチしていませんでした。
そのせいか、だんだん痛みが増し、可動範囲が狭くなってきました。
また、背中の痛みがひどくなってきて、睡眠時も時々目が覚めるようになってきました。
特に朝目覚めてからしばらくは、体がこわばっているのか、呼吸するたびに背中がだるいような、痛いような感覚になり、夕方にかけてだんだん改善していくような状態です。
背中の痛みが胃の不快感につながるように感じることもあります。
ストレッチを少しまじめにするようになってからは、これらの症状が少し緩和されているように感じます。
医師も1年かかったということなので、ストレッチをしながら気長に治していこうと思っています。
※上に紹介した治療やストレッチの方法は、医師の指示に従いながら行うようにとの注意書きが資料には記されています。ご注意ください。
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