書き方・使い方(カスタム編)
最強のノート術ーバレットジャーナルのカスタム編です。(使い方の基本編はこちら)
ここからが好きな使い方です。
「カスタムコレクション」と呼ばれています。
カンタンにいえば「特集記事」や「プロジェクト」です。
基本編でも説明しましたが、常に見開き2ページを使い、上部にタイトルを書きます。
以下は私がよく書くカスタムコレクションの例です。
名言集
自分が読んでいる本の中で、良い言葉だなと思える言葉を出典と共に書き留めています。
時々見返すと参考になる言葉を思い出すことができ助かります。
また後に役立ちそうな言葉を探す意識を持って読めるので、読むときも集中できます。
感謝日記
感謝ノートを書きたくても、ノート1冊まるまる使うほどではない…
バレットジャーナルなら、とりあえず見開き2ページ分を感謝ノート用にできます。
あとは1日の終わりに感謝できることを3つほど書き留めるだけです。
ときどきこの部分を見返すと、感謝の念が深まり、思いの平安が増します。
感謝ノートの書き方についてはこちら
目標
目標を立てるときにも役立ちます。
次のように使えます:
- 目標を思い付くままにたくさん書き出す
- 一つの目標を達成するためのステップを書き出す
時折見返すことで目標への思いを新たにできます。
また次の目標を立てるときの参考にもできます。
本当に役に立つ目標を立てることについてはこちら
プロジェクト
立てた目標の中には、長期的なプロジェクトになるものもあるでしょう。
あるいは仕事で、幾つか異なる分野を同時並行で扱うこともあるでしょう。
個別にスピンアウトし、見開き2ページを取れば、該当プロジェクト専用スペースのできあがりです。
そのプロジェクトや分野をタイトルにします。
まず色々なアイデアを出したいなら、どうしたらよいでしょうか。
ブレーンストーミング用ページ
見開き2ページのうち右側をひとりブレーンストーミング用にして、何でも思い付くことを書きます。
ドット方眼なら罫線に邪魔されずに図やイラストを描くこともできます。
左側のページには、まとまってきたアイデアや進捗状況などを書けます。
セミナー参加メモ
何度かシリーズで参加するセミナーや学校の授業などのノートとしても使えます。
そのセミナーや科目名をタイトルにして、見開き2ページをキープすればOKです。
見開き2ページが終わったら?
これがバレットジャーナルの優れている点ですが、見開き2ページが全部埋まっても全く問題ありません。
ノートの新しいページに飛んで、見開き2ページに同じタイトルを書き、続きを書けば良いだけです。
あとはインデックスの該当タイトル部分に新しいページ番号を書き足せばOKです。
その上で、スレッド処理もしておくと、いちいちインデックスを見なくても、同じカスタムコレクションの以前のページや新しいページに簡単に飛ぶことができます。
こんな感じ↓
上の写真は見開き2ページのうち左ページです。現在P99です。同じカスタムコレクションの前のページはP56という意味です。
右ページはこんな感じ↓
上の写真は現在P100です。いっぱいになったので、次は129ページに飛んでいる、という意味です。
デメリット
1つのプロジェクトが幾つかの部分に分かれているのは、ややデメリットと言えます。
インデックスやスレッドでページをたどれるとはいえ、少し面倒で、まだるっこしさを感じます。
ただこのデメリットは、メリットがはるかに上回っているのを実感すればあまり問題になりません。
スイカの種みたいなものですかね。
まとめ
カスタムコレクションの使い方が分かれば、最強ノート術ーバレットジャーナルをかなり使いこなせることになります。
いろんなプロジェクトをたった1冊のノートにまとめ、整理できるのは本当にすばらしいと思います。
もちろん電子的なノートも大好きです。
ただペンと紙を使う感覚、手に取ってパラパラと全体を見通せる感覚なども捨てがたいので、1冊バレットジャーナルを作っておくことで得られる益は、はかり知れないほど大きいと感じています。
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