手動コーヒーミルを買おうと考えている皆さん,買った新品を洗わずに使うのは不安ではないですか?
手動コーヒーミルを使っている皆さん,古い豆カスや油分を洗いたいと思ったことはないですか?
そんな悩みも,大人気のハリオのコーヒーミル(セラミック)のシリーズは解決できます。
今回は,HARIO(ハリオ)のコーヒーミル・オクト(MOC-3)を洗う4ステップを分かりやすくご紹介します。(類似の構造のものはほぼ同じ方法で洗えます)
このシリーズはアマゾンでたくさん売れていますが,MOC-3は製造国が日本です。
ステップ1:粉受けボールを取り外す
下半分は透明の「粉受けボール」になっています。ひねって上半分からとりはずします。
(底面には滑り止めのゴムもついていて、「MADE IN JAPAN」と刻印されています↓)
上半分はこんな感じです↓
ステップ2:内側の臼(うす)を取り外す
手前に見える十字型の部分が「粗さ調節ツマミ」です。
「あらい」と「こまかい」の方向が分かりやすく示されています。
「あらい」の方向にひねっていくと、「外臼」から「内臼」が離れて隙間が大きくなります。それで豆が粗くなるというわけです。写真は隙間がかなり大きくなった状態です↓
さらに緩めていくと、「粗さ調節ツマミ」が外れ、「内臼」を外すことができます↓
セラミック製でさわるとザラザラしています。
ちなみに,金属製だと豆をひく間に発熱してしまい、コーヒーの香りが逃げてしまいます。
セラミック製は発熱しないという利点があります。
内臼には「臼座」というものがついています。(うすい円ばんのように見える部分)↓
MOC-3の内臼と臼座は分けられないということです。
ステップ3:外側の臼を取り外す
上から押すと外れます↓
これで準備完了です。
ステップ4:洗う
まず中性洗剤を少し入れた水で浸け洗いし、流水ですすぎ、もう一度、水道水にしばらく浸けました↓
セラミックでザラザラしているので乾きにくいかなとか、内臼と臼座の隙間に入った水がかわきにくいかなといった心配もありましたが、大丈夫でした。
上半分のホッパー部分は洗えるか?
洗えそうですが、シャフトを完全に分解できなさそうです。
隙間に水が入ると乾きにくそうだったので、それらの部分はアルコール除菌できれいに拭きました。
以上です。
もっと完全に分解できるミルもありますが、ここまで分解でき、臼の部分を洗えるのは気持ちいいものです。
しっかり乾燥させて使用します。
問題点:臼に小さなキズがある
外臼には欠けている部分がありました↓
上の方の内側のギザギザ部分に、少し凹んだところがあるのが見えます。
実は今回届いたものは既に1度交換して届いた2個目です。1個目は内臼に欠けたところがありましたので、すぐに交換手続きをしました。
残念ながら交換で届いたものも欠けていました。
セラミックなので完全にきれいなものを仕上げるのは難しいのかなと推測しました。
使うのにはそれほど問題なさそうに思えたので、今回は交換手続きをしないことにしました。
使い心地についてはこちらの記事をご覧ください。
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