「[ConoHa] SSLサーバ証明書更新のご案内(20日前)」という件名のメールに少し悩まされました。
調べてみたら、同じ悩みに直面する方が少なくないようです。
このページを見ている方も、次のような文面のメールを受け取ったのだと思います。
「下記SSLサーバ証明書の自動更新に失敗しました。
有効期限日まで残り【20日】となります。
※有効期限までに更新がされなかった場合Webサイトの表示ができなくなる可能性がございます。
自動更新は有効期限日までに複数回行われますが、以下サポートページをご参照の上該当ドメインの設定状況のご確認をお願いします。
https://support.conoha.jp/w/letsencrypt-update/#02」
ところが、このサポートページを見てもよく分からないのではないでしょうか。
「サポートページ」の内容がよく分からない
リンクを押すと、次のようなページに飛びます↓
でも、自分の場合と違うように感じられたのではないでしょうか。
別の会社のドメインを使用している場合、無料独自SSLのことがよく分からないように感じます。
ここで注目できるのは、最後の※印が付いた一文です。
(問題ないのになぜか自動更新が失敗する場合)「有効期限が切れてしまった場合」に記載されている手続きを試すのが良いというわけです。
「有効期限が切れてしまった場合の手続き」を試す
ここでぶつかる問題は、「無料独自SSLを設定する」のリンク先を見ても、途中から分からなくなるということです。
次の手続きまではうまく行くでしょう。
[1]コントロールパネルへログイン
[2]上部メニューの「WING」をクリック
[3]左メニューの「サイト管理」をクリック
[4]サイト管理画面の左メニューで「サイトセキュリティ」を開きます
ところが、ここから先、サポートページでは
[5]上のタブから「SSL」を開きます
となっているのに、タブは
「独自SSL」
でしょうか?
また、
[6]「無料独自SSL」を開いて「利用設定」を「利用中」にします
となっているのに、
「利用中」が見当たらない
でしょうか?
そうであれば、実際に表示されている画面は下の画面でしょう↓(ポイントとなる部分を赤枠で囲んでいます。)
解決策は、この画面の「利用設定」について、『一度OFFにし、再度ONにする』を実行するということです。とても簡単でしょう?
ただ、一度OFFにしてから、「設定中」の文字が消え、無効化されたと通知があるまで待つ必要があります。場合によるようですが、7分~10分程度のようです。その後、再度ONにできます。
また、再度ONにすると「設定中」になります。これが「利用中」になるまで1時間~1時間40分くらいかかるようです。その間はサイトは表示されなかったり、安全に表示されなかったりするようです。
まとめ
解決策は簡単です。
[1]コントロールパネルへログイン
[2]上部メニューの「WING」をクリック
[3]左メニューの「サイト管理」をクリック
[4]サイト管理画面の左メニューで「サイトセキュリティ」を開きます
[5]上のタブから「独自SSL」を開きます
[6]「無料独自SSL」を開いて「利用設定」を一度OFFにします
[7]無効化されるまで待ちます。(10分くらい)
[8]無効化されたら再度ONにします。
[9]1時間くらい待ったら「利用中」になります。(完成)
ConoHaの方で、この問題が生じないようにしてくれればいいですね。
そのまま放置していた結果についてはこちらの記事をご覧ください。
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