WordPressで編集したヘッダーが保存できない問題の対処方法

WordPressで編集したヘッダーが保存できない

WordPressでヘッダーなどを編集し、保存しても、「保存できませんでした」といった表示で困っていませんか?

わたしの場合は、当サイトでは問題ありませんが、別のサイトでX-T9というテーマを使用してヘッダーを編集してこの問題が生じました。

具体的にはX-T9でサイトロゴを入れ、大きさを変更した後、保存ボタンを押しても、「保存できませんでした」というピンクの表示が出てきました。

WordPressで編集したヘッダーが保存できない原因はWAFだった

今回の原因はWAFでした。

WAFとはWebアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するセキュリティ対策です。

Webアプリケーションファイアウォールの頭文字です。

あなたが同じ問題を経験しているなら、使用しているサーバーでこの対策がONになっているか確認してみましょう。

「サイト管理」の「サイトセキュリティ」関連のところにあるはずです。

私がサーバーを使用しているConoha WINGでもこの対策があります。

WAFのログを確認すると、攻撃を受けた記録があります。

すべて私自身がスタイルを編集し、保存を試みた日時と同じです。

WordPressで編集したヘッダーが保存できない問題はWAFの設定や除外で解決できる

解決策はとても簡単です。

WAFのログに出ている項目の中で、実際の攻撃ではなく、自分が編集保存の操作をした時のものについて、「除外」を選択します。

わたしの場合は、以下のような項目でした。

  • 「クロスサイトスクリプティングの試みの可能性」
  • 「クロスサイトスクリプティング(スタイルシート2)からの防御」

これらを除外した後は、編集したヘッダーの内容がスムーズに保存できるようになりました。

項目ごとに除外するのが難しそうなら、WAFの利用設定をONからOFFにし、編集内容を保存したあと、OFFからONに戻すことも試せるかもしれません。

(上記いずれの方法も攻撃からサイトを保護する機能に関係しているので、自己責任でお願いします)

ヘッダー編集が保存できない問題は使用しているテーマの機能や使用方法による

今回はX-T9というテーマで、サイトロゴのサイズを簡単に変更できる機能を使う過程で生じた問題を紹介しました。

サイトロゴのサイズ変更以外の編集内容は保存できていました。

テーマの機能や使用方法によってはこの問題は生じにくいのかもしれません。

以上、備忘的に記録したものですが、お役に立てばうれしいです。

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